地域枠学生を対象としたイベント「地域枠学生だって自分らしい将来を考えたい」を実施しました。当日は、東京都や島根県、静岡県の地域枠学生や病院枠の奨学金受給学生、卒後研修センターで地域枠生のキャリアを支援している先生など、幅広くご参加いただきました。
イベントのきっかけは、
「地域枠学生なのね…大変だね」「じゃあ、難しいかもね」「地域枠ならしょうがないね」
という言葉をかけられた過去にありました。
「そんなに大変なのかな?将来怖いな~」
「地域枠って、やっぱり可哀そうなのかな?」
「しょうがないなら、将来考えても意味ないか…」
地域枠学生である私は、これまで地域枠というものに対して漠然とした不安を感じていました。
そこで、地域枠学生の仲間に、「『地域枠』であることをアバンテージにできないか」と問いかけるところから、イベントは開始。1人1人が、地域枠のイメージを否定的な目線からではなく、肯定的な目線から考え進めることができました。
イベントを終える頃には、縛りがあるという事実への不満が徐々に漠然とした不安を起こしていることに気づきました。
各地域枠ごとの縛りの先でどのような進路があるのかを知ることで、今後の自分らしいキャリアを見つけることができると思い、次回イベントへの意欲が高まりました。
記事:荒井秀真(東京慈恵会医科大学6年)
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